2012年5月20日日曜日

終末予言を信じさせる方法


LOOTONE ARTWORKS


(ネットからの抜粋です↓)


ある日、あなたのもとに一通の手紙が
届いたとしましょう。

そこには「○月○日の野球はタイガースが勝つ」と
書いてあります。

気味の悪い手紙ですから捨ててしまうかもしれません。

けれど実際その日にタイガースが勝ったら

「そういうこともあるか」

くらいには意識するでしょう。


以降も同じ手紙が届きます。

内容は別のチームについてだったり、サッカーの試合
だったり様々ですが、それはすべて正解します。

これが10回も続いたら、あなたはもうこの手紙を
無視はできないでしょう。

そしてある日、この手紙を書いた人物が、あなたを
訪れます。

彼があなたに世界の終末を持ち掛けたとき、もはや
心中おだやかではいられない・・・かもしれません。


種を明かせば手紙を送った人物は、最初に
約1000通の手紙を用意し、半分に

「タイガースが勝つ」

と書き、もう半分に

「ジャイアンツが勝つ」

と書いておいたわけです。


次回は当たった人のところにだけ手紙を送ります。

半分ずつ内容を分けて送り続ければ、ざっと
1000通から開始したとして、10回連続して
当てた人が、必ず一人残ることになります。

そして当たった人は騒ぎますが、途中で外れた人は
時間とともに忘れるだけです。

これが予言のやりかたの基本技ですね。

あとは日々の星座占いと一緒で、断言しない、
時間や場所を指定しないなどの小細工を混ぜ
込めば、どのような予言も大半は、このテクニックの
延長線上に生まれるものです。