2012年8月3日金曜日

やりたくないだけ


(ネットからの抜粋です)

もう20年以上もまえに僕が見出した法則の一つに、
「悩んでいる人は,解決方法を知らないのではなく、
それを知っていてもやりたくないだけだ。」
というものがある。

方々で何度も書いたり話したりしている。

悩んでいる人を揶揄しているのではない。

人間というものは,自分のことを一番よく考えている。

貴方のことを一番考えているのは貴方なのだ。

これは例外なくすべての人に当てはまることだろう。

どうすれば良いのかは、わっているけれど、
その方法を素直に選択できない状況下にある。

だから悩むのである。


解決の方法がないわけではない、というのが、
この法則の意味だ。

道に迷っているのではない。

道は目の前にあるけれど、なんらかの理由で
その道を通りたくないのである。


森博嗣 (2009). 自由をつくる 自在に生きる 集英社 p.109

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