2012年1月12日木曜日

鶏の発射装置

LOOTONE ARTWORKS

(ネットからの抜粋です↓)


ロールスロイスの技術者は、旅客機や戦闘機の風防に向かって、
死んだ鶏を高速で発射する特殊装置を製作した。

しばしば発生する鳥の衝突事故を模して、風防の強度試験を
するためだった。

この発射装置のことを耳にしたアメリカの技術者たちは、
是非それを使って最近開発した高速列車のフロントガラスを
試験してみたいと考えた。

話し合いがまとまり、装置がアメリカへ送られてきた。

発射筒から鶏が撃ちだされ、破片飛散防止のフロントガラスを
粉々に打ち破り、制御盤を突き抜け、技術者がすわる椅子の
背もたれを二つにぶち割り、後部の仕切り壁に突き刺さった
光景に技術者たちは慄然とした。
驚いたアメリカの技術者たちは、悲惨な実験結果を示す写真に
フロントガラスの設計図を添えてロールスロイスへ送り、
イギリスの科学者たちに詳しい意見を求めた。

それに対するロールスロイスからの返事はたった一行だった。




「チキンを解凍してください。」