2012年1月16日月曜日

殺人を企業化した殺人鬼 H.H.ホームズ

(ネットからの抜粋です↓)

H.H.ホームズ


結婚詐欺と保険金殺人を繰り返していたゲス野郎である。

万博を目当てに旅行客に目をつけたホームズは、
街の一角にホテルを建てた。
このホテルの構造が凄かった。
すべての部屋に秘密の通路と覗き窓とガス栓が備えてあり、
ついでに完全防音の拷問室まであった。

ホームズは裕福で遠方から来た一人旅の若い女性を
覗き窓で物色してはスイッチひとつでガスを送り込み、
次々と殺して金品を奪っていったのである。

死体はこれまた秘密のリフトで地下室に運び、
硫酸で溶かして処理した。


犠牲者は数百人に及ぶと推定されている。

このアメリカ史上初の大量虐殺犯は別件の詐欺事件で捕まり、
それがもとで全てが露呈し1896年に死刑になった。

「殺人を企業化したホームズに比べれば、いかなる殺人鬼も
及ばない」と評される。


この建物の設計図や存在自体が外部に漏れるとまずいので

(1)断片的な設計図を複数の建設会社に任せてバラバラに作らせる。
(2)金払いの期日が来ても払わない。
(3)怒った会社が撤退する。
(4)また別の会社に作りかけの仕事を任せる。
(5)(2)に戻る。

これの繰り返しで、まったく金をかけずにホテルを作ったそうだ。

しかも担当箇所がバラバラだから誰も全体像がわからなかった。